【 か 】

回座

遁甲盤上での星の配置。

欠け

家相で凶相となる平面図上で抜けているところ。

家相(家相風水)

気学と易を応用した建物の持つ気を鑑定する手法。
中国気学での風水が元となり、日本で更なる研究がなされて、家相として確立した。開祖は園田真次郎。

活気

個人の持つ生気が集まった結果、その空間全体における気が発生する。
一例として空気、景気、雰囲気などがある。
人の集まるところとして法人などの組織や各業界、政府、国家などは活気を持っている。
活気は生気にも影響を与えるが、それ以上の生気がある個人には逆に影響を受ける。

【 き 】

古代中国で川の渦から伏犠が発見したとされるもの。
基本的な定義として「見えないが存在しているもの」というものであり、天体と相関があるとされる。
地球上に存在するもの全てに関係し、流れを形成している。

気学

正式名称を「九星気学風水」といい、気を体系的に学び活用するための学問。
天体学である性質上、当たり外れという概念が存在しない。

吉方

地球上に存在しているものに作用する気のうちで良い作用をもたらすもの。
五行においては相星に当たる。
方位だけでなく、色や数字、食べ物、場所、職業、人物など象意を持って獲得することが出来る。

鬼門(気門)

家相において北東方位の丑と寅の境界線をいう。
北東は後天定位八白土星の方位であり、切り替わりを担当する。
陽の寅より気が放出され、陰の丑に戻っていく気の出入り口として気門という。
鬼と表現される理由として、丑は牛であり寅は虎であるため、牛の角と虎の牙の両方があるものを鬼と呼ぶことから来ている。
尚、角と牙の両方を持った動物は存在せず、完璧を望む姿が鬼と表現される。

奇門遁甲

二生の関係から導き出される鑑定法。
学問の星と経済の星の2種類のグループに大別され、その中で進取、相続、変化、更生の4種類があり、全8種類の要素が存在する。
本命吉方を当てはめることで、対象となる星の最も成果の上がる必勝パターンを知ることが出来る。

九星(人気)

地球上に存在する全てのものが持つ9種類の気。
一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
六白金星
七赤金星
八白土星
九紫火星

九紫火星の象意(抜粋)

五行は火
十干は丙、丁
十二支は午
方位は南
季節は夏
時間は12:00
担当する数字は2と7
色は赤と紫
飲食物は夏野菜(キュウリ、トマト、ピーマン)、エビ、カニ、海苔、焼いたもの
味は苦味
身体は目と精神
病気は眼病、精神病
場所は裁判所、美術館、理美容室、眼科、精神科
性格は白黒ハッキリとさせ、義理堅い。見た感じが非常に美しく見えるが心はグダグダだったりする。

【 け 】

易で用いる。
3つの爻の組み合わせでひとつの卦を形成する。
順番は下からになり、それぞれ「見た目」「こころ」「頭脳」を象徴する。
全部で8種類あることから総じて八卦と呼ぶ。

傾斜

本命と月命の組み合わせから出る傾向。
本命に影響し、傾斜の星の傾向が出る。
潜在能力を表す。
危機に陥る程傾斜の傾向は強く出る。

月命星

生まれた月によって決定される。
身体は月命によってつくられる。
少年期は月命の影響が大きい。
疲労やストレスにより健康を害するときは月命の部位が悪くなる。

顕現

獲得した吉方、凶方が中宮にいるときにその効果が現実に現れてくること。

玄武

風水の四神思想のひとつ。
山など北にある不動の高いものを指す。

【 こ 】

孔子

気学の歴史における三聖人のひとり。中国で漢の時代の人物で儒教の開祖。
論語の半分以上は気学の解釈と解説。

 

後天吉方(凶方)

回座で獲得した星の位置の後天定位の星が回座で獲得したものと同じ大きさで獲得できる。
相星でなくても吉方(凶方)として獲得できる。
(回座で凶方の場合は後天凶方となる)

 

後天定位

遁甲盤において九星の本来の配置のこと。
年盤、月盤、日盤の下方で不動の状態で位置しており、上方の盤面と繋がっている。

五黄殺

五大凶方の一つ。最も凶作用が強い。
五黄は腐敗を象徴するため、その作用を強く受けることになる。
引越しで獲得した場合は十数年の潜伏を経て、身体は腐敗をはじめ痛みと腹水によって死に至る。
外出や旅行で獲得した場合は不条理な事が発生し、思った通りにならない。

五黄土星の象意(抜粋)

五行は土
十干は戊、己
十二支は無い
方位は中央
季節は無い
時間は無い
担当する数字は5と0
色は黄色
飲食物は納豆、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品
味は甘味
身体はガン
病気はガン
場所は廃棄物処理場
性格は特定し難い。不機嫌な表情ほど運気が強い。自分の気分で行動し、まわりを動かす影響力がある。

五行

現世を構成する5つの要素。
木生火(木が火で燃える)
火生土(火は灰を生み土となる)
土生金(土は金をつくる)
金生水(金は冷えて水を生む)
水生木(水は木を育てる)
木星→火星→土星→金星→水星の順に並び、自然のサイクルを象徴している。

五行の配列

姓名鑑定縦の鍵の要素のひとつ。
文字に担当する五行があり、その並びに関しての吉凶をみる。
姓名の中でも大きな要素であり、良い画数の姓名でもそれを破壊するほど影響が大きい。

五大凶方

遁甲盤上での凶方は全部で五つ存在する。
①五黄殺
②暗剣殺
③破壊殺
④本命殺(月命殺)
⑤的殺(本命、月命)
※月命殺、月命的殺を加えて七大凶方ともいう。五大なのはその作用の種類からの区分である。

五大真理

姓名鑑定の縦の鍵の5つの要素。
①読み下し
②五行の配列
③陰陽の配列
④天地の配合
⑤画数の善悪